珪藻土壁ってどんなもの?

珪藻土壁ってどんなもの?体にも良いの?

珪藻土を大きく分けると「調湿」「脱臭」「耐火」3です。

珪藻土

  • 調湿できる。

最大の特長は調湿できる点です。調湿とは部屋の湿度状況によって、湿気を吸収したり放出したりしてくれる現象のこと。これらを可能にしているのは珪藻土に空いている無数の小さな穴。これらが湿気を自動で吸ったり出したりしています。

直径は250ナノメートル(ナノメートル=10億分の1メートル)で、穴の数は木炭の50006000倍と いわれています。

  • 脱臭・消臭する

2つめの特長は臭いを吸収する点です。そもそも臭いの正体は化学物質の分子で、それが鼻の嗅覚細胞に ぶつかることで、臭いを感じます。臭いの分子は空気中の水分子(湿気)に溶けるので、結果として湿気を吸収すれば臭いも消えます。逆に湿気を出すときは臭いも放出される心配もされますが、放出速度が極めて遅いため人間には臭いません。

中には5年経っても犬・猫の臭いが気にならないと言う声もいただいております。

  • 火に強い

融点は約1250℃と七輪コンロや断熱レンガとして利用されてきたくらい火に強いです。

  • 色が多い

漆喰と比べ、珪藻土は色のラインアップが豊富です。漆喰は無機物なため冬になるとカルシウムイオンが表面に浮き出て白いムラが出る白華現象が起きるデメリットがあり、そのため白色系のものが多いのです。一方、珪藻土では顔料(着色料)を混ぜることで数十種類の色を出せます。

ベージュや白色といった基本色を使いながらアクセントに富んだ青やオレンジの使い分けも可能です。

  • 自然素材である

珪藻土は珪藻という植物プランクトンの死んだ殻が沈殿して化石になった土のことです。自然素材にこだわる方におすすめです。

 

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